ベートーベン ピアノ協奏曲第2番

水曜日 曇り。
今日も1日中曇り。朝方 やや雨降り出す。昼前にリハビリのため整形へ。痛いのは薄れてきたが、片足に力が入らないのがいやらしい。馬鹿になってリハビリを続けるしかないのだろう。

ベートーベンは何故か、協奏曲をあまりつくらなかった。バイオリン協奏曲が1曲。ピアノ協奏曲が5曲。それにピアノ、チェロ、バイオリンの3重協奏曲がひとつ。これだけだ。この中で最もよく演奏されるのはピアノ協奏曲第5番の「皇帝」だろう。ところが、滅多に演奏されないのはピアノ協奏曲の第2番だろう。作品番号は19だから第1交響曲の前だ。この2番の曲がなぜ演奏されないのか判らない。いずれにしてもプログラムに載ったのを見たことがない。というわけで今日は滅多の針を下ろしたことないレコードを出してこの曲を聴いた。スコアには何回か聴いた記録が残してあり1年前にも聴いていた。だが何も記憶に残っていない。レコードはグルダのピアノ、ホルシュトシュタイン指揮のウイーンフィルという1流品。1970年の録音だから40年近くも前のものだが音はいい。グルダのピアノが明るく軽やかに流れて、ベートーベンというよりハイドンの曲のようだ。聴きやすく気持ちがいい。もっともっと演奏されていい曲だ。2〜3回聴いたら覚えられるだろう。宿題だ。ほかにブラームス バイオリンソナタの2番、それと、ブラームス 交響曲第4番のビデオ撮り。ネーヴィルマリナー指揮のN響。今年10月の定期。調べたらN響は去年の音楽祭でネルロサンテイーの指揮でこの曲をやっており、ビデオ撮りもしてある。聴き比べてみたい。この世界も付き合い出すと忙しい。