福田総裁誕生、指揮者の若返り

日曜日  曇り。
やっと涼しくなったが、曇り空の上湿気があって爽やかではない。蒸し暑いよりはいいとするか。
福田康夫 自民党総裁へ。25日には福田首相が誕生する。久しぶりに日本も地道な落ち着いた政治に戻るのだろうか?派手な劇場型のパフォーマンスに慣れた若い人達の反応がどう出るか 興味のあるところだ。


今日のN響の時間、クラリネットの紹介。ゲストは首席奏者 横川晴児さん。N響のクラリネット奏者5人がシューベルトの「楽興の時」を5本のクラリネットで合奏したにがよかった。クラリネットに低音から高音まで様々な種類があることをあらためて知った。
 ドビュッシー「クラリネットとオーケストラのためのラブソデイー」は初めて聴いたが色彩感あふれる面白い曲だ。晴児さんはうまい。暗譜で吹いていた。立派なものだ。あとファビオルイージの指揮でチャイコフスキー「悲愴」の第1楽章。ルイージはスマートで颯爽としていて、普段なら聴かない「悲愴」も、姿に惹かれて聴いてしまった。N響も応えて名演!
思えばオーケストラの指揮者も一にカラヤン、二にベーム、三、四がなくて五に小澤、と云われた時代から二世代くらい若くなったようだ。
この、ルイージをはじめ、ハーデイング、テイーレマン、メストなど若々しい指揮者の時代になって来た。日本人では大野和士か?余計なことだが、11月にはルイージの率いるドレスデン歌劇場が来日する。