タナボタ大臣の職務放棄

木曜日  晴れ。
午前中は比較的涼しく過ごし易かったが、午後から夏日となる。今年の夏は夕立のような風情のある雨もないし、例年より上陸する台風も少ないようだ。残暑も9月の半ばまで続くという予報が出た。そのうち巨大台風がやって来るのではないか?こんな気象のことばかり書いているといやになってくる。

 小池百合子が外遊先で大臣続投の意思なしと記者団に語ったそうだ。タナボタで大臣になって僅か1ケ月で放り出すとは何たることか?次官人事が自分の思い通りいかなかったためだろうが、国の防衛を司る大臣がこんな人だったとはオドロキだ。アベの任命責任をまた問われるだろう。来週決まる新内閣の顔ぶれはどうなるのか?防衛相に石破が返り咲くか、それとも1字違いの石原か?顔ぶれは興味のあるところだ。

 思い出したが、イラクに派遣された自衛隊の佐藤隊長が参議院議員になって、イラクのオランダ軍が攻撃されたら現地の自衛隊はすぐ駆けつけるつもりだった、という「駆けつけ警護論」を披瀝した。これは重大なことで、大原則の文民統制を乱し、現地の自衛隊が指揮官の命令で戦闘行為に手を出すということだ。かっての関東軍の暴走とい同じことだ。佐藤議員は国内法で訴えるなら訴えてもいい とまで発言している。
 1部の人達がアベに佐藤議員の辞職勧告を進言し、違憲の訴訟をする動きをしているという。だがこの件は全くマスコミは取り上げていない。要注目である。