アカギ大臣、モーツアルト

水曜日   雨。
九州の大雨は峠を越えたようだが、これから梅雨前線が活発になり、台風4号の進路によっては東日本も油断が出来ない。いずれにしても今週は雨続きらしい。今年の梅雨は、梅雨入り宣言の翌日から2,3日晴れが続いたことから空梅雨を思わせたが、そうでもなさそうだ。行動計画が立てにくい気象だ。
 今月初めに宿泊した箱根仙石原の温泉宿。道中宿の風情があると思いませんか?

 

  看板に見える「春夏冬中」とは「アキナイ中」のこと。念のため。

 アカギ大臣のしらばっくれた無神経なカネ感覚!厚顔無恥とはこの人のためにある言葉ではないのか と思わせる。北九州で50代の男性が生活保護を打ち切られて亡くなった と新聞が伝えている。「おにぎりが食べたい」と書き残していたそうだ。この国のお金の流れは、上に厚く、下に薄く集まる仕掛けになってしまった。共産党は脱貧乏を掲げているが、1億総中流時代には「貧乏」という言葉は消えていたと記憶するがどうだろうか。

 今日のCD,モーツアルト ピアノ協奏曲23番 K488 アバドゼルキン ロンドン響
       モーツアルト 交響曲25番 K183 ベルリンフィル 指揮者なし。


  P協は8日のN響の時間に第2楽章だけを放映し、おかげで全曲を聴いてみたくなったもの。交響曲は例の「アマデウス」で使われ有名になった曲だが、このCDはカールベーム追悼で、ベルリンフィルが指揮者をおかずに演奏したもの。モーツアルトの世界はすべてを忘れさせる現実逃避の力がある。入り込むと大変だがつい引き摺りこまれてしまう。困ったものだ。