東京の下町

水曜日 晴れ。この10月は夏日が平年の倍くらいになっているという。東京の平年は10月の夏日は4〜5日なのが昨日まですでに9日、何日か前に夏日は今日までといっていたが、当たらなかった。

 終日 東京。築地から佃大橋を渡って佃島へ。ここは周囲の超高層マンション群のなかに置き忘れられたような木造家屋が並び、元祖とか本家を名乗る佃煮店が何軒かあって情緒のあるエリアになっつている。

家並みをデッサンする人も何人かいた。あと清澄通り越中島を経由して門前仲町まで歩く。途中 黒船橋付近で「東京大空襲」の碑があるのを見た。また「東京商船大学」が「東京海洋大学」になっているのを知った。それにしても東京の下町には、江戸の情緒を残した個性のある店が多く、それを見て歩くだけでもなかなかいいものだ。だが富岡八幡も深川不動も、折角の社殿の背後には、高速道路や高層ビルがあって景観台無し。


 
深川めし」で有名な「深川宿」が、富岡八幡の入口に洒落た店を出していた。遅めの昼食をそこで。下町資料館前の店は狭くて行列になるので、もう一軒ここに開いたのだそうだ。本店よりここの方がいいかも知れない。


今日はささやかな「下町散歩」の一日でした。