危機意識

月曜日 晴れ。
 このところ晴れ続き、秋雨前線、台風の影響も無く珍しいことだ。だが、秋晴れに背いて外出せず、10日ほど沈没。
北朝鮮、国連の制裁が決まったがその出方がよくわからない。「宣戦布告」とみなす、と宣言はしているが、どのような行動を取るのか予想が出来ない。だから不気味でもある。週刊誌の記事広告を見ると「金王朝」メルトダウンとか、「餓死」の冬とか、勝手な記事を書いているようだが、客観性のない推測だ。一方で金正日はブッシュや安倍、ノムヒョンより、はるかに優れた国際戦略家と評価する人もいる。これも主観的なものといえばそれまでだが、案外あたっているかも知れない。外部にいろいろなことを言わせて、自分は決して本音を吐かない、さとらせないところは、大した曲者なのかもしれない。このままでは日、米、韓ともに国民はどのように覚悟をすべきなのか動きようがない。日本政府は未だ国民に対し談話の一つも発表していない。客観的な情報が得られないのだろう。恐るべき北朝鮮の情報管理力と云わねばならないだろう。韓国ソウルでは今日、空襲に備えて大規模な市民の退避訓練が行われたという。だから日本でもというのではないが、国民の危機意識、緊張感がまるで違うようだ。政治のリーダーシップの違いだろう。