火曜日 晴れ。
 爽やかな秋晴れだ。だが頭は秋晴れではない。3時間足らずしか眠れず、霧、靄の如し。
 雑事多忙、午後から衆院外務委員会の質疑中継を見る。質問者は民主党前原前代表、懐かしい顔だ。安倍の答弁は小泉のように、木で鼻をくくったようなところはないが、黒白がはっきりしない。やるのか、やらないのか、黒か白か、イエスか、ノーか。そこのところがよくわからないのだ。北朝鮮がアメリカとの二国間の対話を求めているのなら、その仲立ちを日本がすることについてどう考えるかについても名言がなかった。どうも、アメリカについてゆくだけ、というのが基本姿勢にようだ。「若い総理に失望した。いいはぐらかしと、先送りだ。国民もガッカリしただろう。」前原氏の
最後の科白だった。
北朝鮮核実験。その次ぎに何がくるのか、それに対して日本はどうしたらいいのか、経済制裁のリアクションはないのか、北朝鮮との貿易が途絶えたらどうなるのか、こうした足元の問題について国民に政府としてコメントすべきことはないのだろうか、それともそんなに騒ぐ必要はないということなのか、それならそれではっきりしてもらいたいものだ。