災害が多すぎる

日曜日 曇りのち雨。

 やや蒸し暑し。台風13号と秋雨前線の影響で九州と西日本は土石流、がけ崩れ、道路決壊などの災害が広がりつつある。災害は次第に西日本にも及んできた。こうした自然災害の発生について、社会基盤の整備が遅れている国が、被害が激甚になり易いという解説を何年か前に読んだが、当時は中国
パキスタン、フィリピン、北朝鮮、などの洪水の報道が多く、成るほどと納得したことを覚えている
ところが、このところ日本でも、大雨が降るとすぐに洪水災害が起るようになった。TVに舗装道路が崩れた映像がよく映されるが、日本の自然災害は、乱開発の副作用と基盤整備技術のモロさによって
発生するものが多いような気がするがどうだろうか。立派な舗装道路が崩落している映像を観ると特にそれを感ずる。
 今、TVはN響の時間でネルロ サンテイー指揮でロッシーニセミラーミデ序曲ほかをやっている。サンテイーが振ると音楽は先ずテンポだということがよくわかる。彼の指揮をみていると演奏に対する要求がよくわかる。棒を持たぬ左手の使い方が表情豊かで、じつにうまいのだ。楽器のパートによってはそれについてゆけない所があるのもわかってしまう。今のN響の客演指揮者では最も魅力
のある人だ。