土曜日 曇り。

 午後からかねて予定していた横浜能楽堂開館
 10周年記念公演の3日目へ出かける。
  狂言 「文蔵」 野村 萬、野村萬
  喜多流 能 「井筒」 シテ 友枝昭世
               ワキ 宝生閑

  演者は当代尤も人気の高い人達だけあって会場
  は満席の盛況だった。
  狂言は申し訳ないが殆ど気持ちよく居眠り。萬さん
  ゴメンナサイ。
   「井筒」 シテの美しさにうっとりと見とれる。
   業平の形見の衣を身に着けた後シテが、井筒を
   覗きこむクライマックスは絶品!序の舞も良かった。
   ワキ、地謡、囃子も最高の出来。わが国トップレベルの         
   演能にひたったいい1日でした。