日曜日 快晴。
全く久し振りの青い快晴。窓から入る風も気持ちがいい。
 15時ごろから雲が出てやや底冷えのする空気になって来たが
 この位なら良しとしよう。
  NHKの「芸術劇場」で和楽器奏者が洋楽のクラシック部門
 に進出しているとの話題から、能管の一噌幸弘がバッハ、ヘンデル
 を演奏しているステージが紹介された。彼の能舞台の姿は見慣れて
 いるが、クラシックの5線の譜面を前にして能管を吹いている姿には
 流石にびっくりした。洋楽と音階がまるで違う能管でバッハの音楽を
 吹くのは至難の業だと思うが能楽師も大変な技を持っているものだ。
 プロはすごい。

 今 TVでアバド指揮のルチェルン音楽祭を放映中です。曲は

 ベートーベンのP協3番。ピアノはブレンデル。彼は相変わらず
 音がきれいだ。
 そして、独特のユーモラスな弾きぶりに何ともいえぬ魅力がある。、
 アバドさんはなぜか、大振りの連続でした。
 これはこれで風格のある演奏というべきだろう。
  後半のブルッツクナーの第7交響曲は、大編成のオケで熱演。
 1時間45分の大曲を、アバドは暗譜で振っていた。
 終ったら汗びっしょり、ご苦労さまでした。