金曜日 晴れ。 雲多し。
 7時起床。 寒い朝だ。例により、第1金曜日は
 資源回収日で、新聞紙の束、その他を所定の場所へ
 出す。出されたものがどのようにして「資源」と
 なるのか、見届けたいものだ。この小さな町内
 だけでも1回に相当量の「資源」が出る。行方が
 どうなるのか、教えて欲しいものだ。

 10時頃までゆっくり新聞に目を通し、「芦田日記」
 の昭和25年の項を読む。芦田は昭和電工疑獄の公判中
 で、生活不安定だが、それでも毎日原稿書き、読書、
 人との面談に忙しそうだ。読んでいる本は、和辻哲郎
 「イタリヤ古寺巡礼」福原鱗太郎「英文学教本」
 C.ドーソン「政治の彼方へ」など。だれかの愛読する 
 「織田信長」とは位が違うようだ。

 N響 11月の定期、ブラームス第2交響曲をBSで聴く。指揮は
 バーメルト?あまりよくない。この第2はきれいな曲だが、
 N響にしては音がバラバラの感あり。表現も平板。聴く方の
 調子によるのかも知れない。夜、思いつきでビデオでみた
 マーラー第6交響曲、これは良かった。30年前の録画で(77年)
 バーンスタイン、ウイーンフィルという今となっては歴史的なもの。
 90年にNHKが放映したものだが、このころはNHKも
 真面目だったのだ。今日は第1楽章で止めておいたが、例の
 大きな木槌を振り下ろす第4楽章が楽しみ。じゃまた明日。