日曜日  快晴。
 関東から西は真夏日、軒並み30℃をこえ
 館林は34℃。各地で10月の観測史上最高
 を記録したらしい。明日は気温も降下するらしい
 が、体調も狂ってくる。内田百間が戦後の日記
 に、朝、昼、夜と毎日3回気温を書いていたが、
 何だかその気持ちがわかるような気がする。
 焼け出されの仮住まいで、冷暖房など全く無かった
 から、気温が直接身体に響いたのだろう。「気温」は
 生死に関わる問題だったのだ。こちらは、そんな重大
 なことではないが、気象情報と余りに違うのが困る。
 気象情報では、土、日は天気下り坂で雨も降ります、
 ということだったのだ。2日間 殆ど雲のない快晴でした。
 明日から天気は下り坂らしい。本当かな?

 低額医療を保険扱いとせず、自己負担とする「医療制度
 改革試案」なるものを今月中に厚労省が出すそうだ。
 いくらを「低額」というのかわからないが、とんでもない
 話じゃないか。これから重病にならないと保険がきかない
 ということになるのだ。病気が深刻になる前に受診しておこう
 とする健康管理が出来なくなる。重病人が増えて、かえって
 国の医療費が嵩むということにもならかねない。
 これから国民の負担を増やす「搾取」法案が「改革」の衣
 をかぶって出てくる。目を披いておくべし。