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水曜日 快晴
9月になった。朝はやや涼しくなったが、
日中の暑さは相変わらず、31度くらい。
今日は「防災の日」で、南海、東南海、東海
の地震が一度に来た時を想定した、巨大地震
対策の訓練が、政府の掛け声で主要な都市で
行われた。TVも警告のための特別番組やら、
「防災用品」の紹介やら、啓蒙しきりだが、
当方では、何もせず。真面目に考え出したら
キリがないのだ。勉強のために、デパートの
「防災コーナー」をみておくのもいいかも
知れない。
「火の用心」は出来るが「地震」の用心は難しいのだ。
なにしろまだ予知が出来ず、確率で情報が出る
だけなのだから。
20年以内に起る確率は30%です、といわれても、
何をしていいのか、?である。
ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」第三幕の
半ば、トリスタンが絶命するところまでを見る。
この楽劇も登場人物6人のうち、4人が殺される。
最後に残るのは、マルケ王とイゾルデの召使の
2人、ワグナーのオペラには何故か幸せな人生が
出てこない。 そういえば、ワグナー自身の
人生も、勝手で奔放ではあったが「幸せ」という
イメージだはなかった。マイスタージンガーは
どうだろうか。